- 2025年7月1日 産業医を更新しました。
- 2025年6月30日 沖縄県医師会医学会賞を更新しました。
- 2025年6月30日 沖縄県こども医療費助成制度についてを更新しました。
ドクターのゆんたくひんたく
ロボット支援手術 大腸がん患者に新たな希望
近年、医療技術の進化が私たちの健康と生活に革命をもたらしています。その中でも、ロボット技術の導入は大きな注目を浴びており、沖縄では大腸がん治療において新たな希望の一歩が踏み出されました。 沖縄県における大腸がんの年間罹患(りかん)数は約15…
膵嚢胞は膵がんの高危険群
二次検診、忘れず受診を 膵臓(すいぞう)のがん、膵がんは10年生存率が6・5%と最も予後不良ながんとして知られています(2021年国立がん研究センター発表データ)。診断が難…
腹膜透析「おうち透析」って?
生活に合わせ治療法選択を 自分の腎臓機能が完全になくなった場合、腎移植や透析治療を行うことで日常生活を継続することができます。今回紹介するのは透析治療についてです。…
メタボリック症候群の予防 発生率高める生活習慣
全国1位の有病率 メタボリック症候群(以下、メタボと略)は心臓病や脳卒中などの重篤な病気の原因になります。メタボは内臓脂肪型肥満(内臓脂肪・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂肪異常症のうち二つ以上の症状が一度に出ている状態です…
子宮頸がんのスーパーワクチン 年齢過ぎても公費で接種
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。HPVは性交渉で感染するため、性交渉開始前にワクチンを接種します。日本では2013年に定期接種に指定されましたが、重篤な副反応が疑われ、積極的勧奨が差し控えられました。当時副反応が疑われた症状が、ワクチン接種とは直接関係がないことがわかったため、…
がんのオリゴメタ 保険適用で治療も普及
近年、がん治療において「オリゴメタ」という概念が一般的になってきました。「オリゴメタ」とは英語の「オリゴメタスターシス」の略で、「オリゴ転移」または「少数転移」と呼ばれることもあります。がんが遠くの臓器に転移しているステージ4ではあるものの、転移の個数が少数個(通常5個以内くらいまで)にとどまっている状態を示します。…
過多月経・貧血 薬物、手術療法で改善も
月経のある女性は、約1カ月に1回排卵し、子宮の内膜を厚くして妊娠の準備をしますが、妊娠しなかった場合に子宮内膜が剥がれ落ち、子宮の内膜をリセットします。これを月経といいます。正常な月経量は20ミリリットル~140ミリリットルといわれていますが、140ミリリットル以上の場合を過多月経といいます。…
水分の取り方に注意 尿量把握し飲水量調節を
「こまめに水分を取りましょう」は、テレビからよく流れてくる言葉です。その理由として、熱中症予防や脳梗塞予防、肥満防止などがあります。それでは、水分摂取が多すぎた場合の不都合はご存じでしょうか。 実は水分摂取が多すぎると、死亡率が上昇します。…
慢性疼痛症治療の最前線 心の問題への寄り添い必須
皆さんは「線維筋痛症(せんいきんつうしょう)」という病気をご存じでしょうか。全身的な慢性疼痛(とうつう)の一種で、疼痛は鈍い痛みから激しい痛みまで個人差があり、「体がナイフで切り裂かれるような痛み」「体の中を割れたガラスの破片で傷つけられるような痛み」など、特異的な言葉で尋常ではない痛みを表現します。…
子どもの自傷行為への対応 「心のけが」に目を向けて
子どもが転んでけがをして、泣いているのを見つけたら、どうしますか? そばに行って「大丈夫?」と声をかけます。手当てをして、子どもが泣きやんだ後に「どうしてけがをしたの?」と聞くでしょう。大きなけががあれば、病院を受診します。 リストカットの…
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