- 2024年10月3日 臨床研修を更新しました。
- 2024年9月27日 沖縄県医師国民健康保険組合を更新しました。
- 2024年9月19日 沖縄県こども医療費助成制度についてを更新しました。
ドクターのゆんたくひんたく
子どもの風邪 抗菌薬は効きません
お子さんが風邪をひいた時、抗菌薬を処方されたことはありますか? 風邪を引き起こす原因の多くはウイルスであることが知られており、風邪に対する抗菌薬の有効性は証明されていません。さらに、不必要な抗菌薬を服用することで一般に使われる抗菌薬が効かない“耐性菌”の増加につながることが指摘されています。…
家族が突然認知症になった? 「せん妄」の恐れも 受診を
「家族が突然認知症になった」―。このような相談を、患者さんのご家族からいただくことがあります。ほんの数日前まではいつも通り生活できていたのに、ある日急にぼんやりし、ちぐはぐなことを言う、理解力が悪くなった、これまでできていたことができなくなった、落ち着かず行動がいつもと違う…といった具合です。ご家族のこのような姿をみると、認知症を疑うのも無理はあ…
溶連菌感染症 のどに炎症、発熱、発疹も
溶連菌とはA群溶血性連鎖球菌という菌を省略した呼び方で、主にのどに炎症を起こします。溶連菌感染症は5歳以上の子どもがかかりやすく、3歳未満の子どもがかかることはまれです。大人でもかかることがあります。唾液などの飛沫(ひまつ)によって感染し、潜伏期間は2~5日です。主に冬に流行するとされていますが、どの季節でもみられる感染症です。…
タバコとCOPD
息切れ、肺がんリスク上昇 みなさんの周りにはタバコを吸っている人はいますか? タバコは、吸った人の肺を傷つけたり、血管を痛めたり、がんのリスクを上げるなど、私たちの体にさまざまな影響を与えます。その中でも本日は、タバコが主…
食物アレルギー予防 「授乳・離乳ガイド」で効果
食物アレルギー患者は増加し、本邦でも乳児の約10人に1人は何らかの食物アレルギーをもっていると報告されています。約20年前、食物アレルギーは乳児の未熟な腸から食物のタンパク質が吸収されることで発症すると考えられていました。 しかしその後、離…
画像診断
検査時間や被ばく考慮 画像検査には超音波、単純X線(いわゆるレントゲン)、CT、MRIなどがあります。それぞれ超音波やX線、磁場・電磁波を用いて体内を画像化し、病気を診断することが目的ですが、体の部位や病気の種類によって使…
おしっこが赤い…!?
重大な病気の可能性 「あれ? またおしっこが赤い。でも痛みもないし、前にもあったな。ま、そのうち普通に戻るし気にしなくてもいいか」―。…
がんの手術後の経過観察
再発、大半は術後5年以内 がんの摘出手術を受けた人は、その後数年間、担当医師の外来に通います。手術でがんの塊はすべて取り除かれたはずなのに、定期的に全身の画像検査があったり、術後に抗がん剤治療を行ったりするのはなぜでしょう…
飲酒量を計算
沖縄は全国平均の18倍も お酒が好きな方に質問です。1日どのくらいのお酒を飲みますか。食事にカロリーという物差しがあるように、お酒にもドリンクという物差しがあります。ビール1本は2ドリンク、泡盛1合は4ドリンク。他のお酒は…
“腎生”100年時代にむけて
腎臓検査値、早めの確認を 沖縄県は、人口比の透析患者数が多い県の一つです。透析治療が必要になるほど、腎臓の働きが弱った状態を末期腎不全と言います。その前段階とも言える慢性腎臓病の患者さんの数は全国で1330万人(成人8人に…
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