ドクターのゆんたくひんたく

2026年08月27日

健康診断の結果判定 適量をおいしく食べて

 健康診断の結果判定をするとき、中性脂肪や肝機能の値が驚くほど異常値の人がおられます。無症状で未治療の人も多いので、本人に早く結果を知らせてあげなければと思うほどです。どのような食生活かな? 一人暮らしで、食事が不規則で、外食が多くて酒量も多いのだろうなどと想像してみます。…

2026年08月20日

ウオーターサーバー事故 小児熱傷の最も多い原因

 自宅や街中でよく見かけるウオーターサーバーは、冷水やお湯がすぐに使える便利な存在です。しかし、その便利さの陰でこどもの事故が増えていることをご存じでしょうか。  当院の調査では、ウオーターサーバーによる熱傷で救急受診したこどもの数が、過去5年…

2026年07月24日

高齢者社会の心臓病 治療の進歩で発症予防も

 日本人の平均寿命が2024年時点で、男性81・1歳、女性87・1歳となり、年々高齢化が進んできています。循環器領域では高齢者の心不全が著明に増加しているのが問題となっており、その取り組みが何年も前から進められています。  心不全の定義とは、「…

2026年07月09日

足のむくみ 病気が隠れていることも

 「夕方になると靴がきつくなる」「靴下の跡がなかなか消えない」。外来診療では、こうした足のむくみの相談を受けることが少なくありません。  私たちの体は約60%が水分でできています。通常この水分は血液やリンパ液として体内を循環していますが、何らか…

2026年06月24日

軽度認知障害 重要な「日々の暮らし方」

 MCI(軽度認知障害)は、認知機能が同年代の人と比べてやや低下しているものの、買い物や料理などの日常生活には大きな支障がない状態を指します。2012年には国内で約四百万人と推計されており、『認知症診療ガイドライン2017』によると、1年で5~15%が認知症に進行し、一方で16~41%が正常に回復したとされています。…

2026年06月10日

家族との「人生会議」 最期に備え 価値観共有を

 沖縄では親族の葬儀に立ち会う機会が多く、仏壇を前に「優しい人だったね」「あの人らしい最期だった」と語り合う場面によく出合います。そのたびに、日頃から「生き方」や「その人らしさ」について話しておく大切さを感じます。  私は内科の勤務医として多く…

2026年05月27日

運動習慣 「明日の自分」のための一歩

 県民のみなさまは、日頃から体を動かしていますか。  私はリハビリテーション科の医師として、病気やけがで体の機能が低下した方の回復をお手伝いしています。その中で強く感じるのは、日常的に運動をしてきた方はリハビリの負担が少なく、回復が早いというこ…

2026年05月15日

飛蚊症 視界に現れる糸くずや蚊

 視界の中に黒い点や糸くず、蚊のような影が飛んで見えたことはないでしょうか? 受診した患者さんから「思わず手で払った」というお話をよく聞きます。このような症状を「飛蚊症(ひぶんしょう)」と呼びます。  飛んでいる蚊のように見えることから付けられ…

2026年04月23日

ホスピタル・アット・ホーム 自宅で受ける新しい医療

 最近「Hospital at Home(ホスピタル・アット・ホーム)」という新しい形の医療が注目されています。これは、これまで入院が必要だった患者さんに対して、自宅で入院に近い医療を受けられるようにする取り組みです。点滴や酸素を使った治療や、体調の見守りなどを自宅で行い、医師や看護師が訪問して診療を続けます。患者さんにとっては、慣れた環境で安心し…

2026年04月08日

炎症性腸疾患 腹痛や下痢長引くときは

 潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患(IBD)が年々増加しています。2024年度の全国疫学調査で、潰瘍性大腸炎は全国で約32万人、クローン病は約9・6万人と推計報告され、食生活の欧米化や生活習慣の変化が背景と考えられています。  特徴…

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