- 2023年10月2日 臨床研修を更新しました。
- 2023年9月26日 保護中: 医師向け勉強会を更新しました。
- 2023年9月23日 保護中: 高齢者施設向け感染管理に関する相談会を更新しました。
ドクターのゆんたくひんたく
子の生まれつきの病気 早期発見へ新生児検査を
子どもの病気というと、ほとんどの方は発熱や咳などの感染症を思い浮かべることと思います。以前は子どもが細菌による髄膜炎で重い障害を残したり、ウイルス「はしか」により脳炎で寝たきりとなったりすることがありましたが、定期的なワクチン接種によりその数は激減し、われわれは予防対策に多くの恩恵を受けることができるようになりました。…
痙縮とボツリヌス治療 余計な力入ることを抑制
脳卒中の症状の一つに、「痙縮(けいしゅく)」があります。痙縮とは、動作をしようとしたときに、麻痺(まひ)のある手足に余計な力が無意識に入り過ぎてその力を緩めることができず、一定の方向に手足が固まったようになる症状です。痙縮症状が出ると、着替えや歩行など生活の動作がさらにしづらくなります。…
大腸がん検診 内視鏡で切除治療も
みなさま、ご存知でしょうか。沖縄県の75歳未満の働き世代の大腸がん死亡率は毎年ワースト5入りしています。大腸がんは全国的に増えており、2019年は全国で新しく約20万人(男性12万人、女性8万人)が診断され、がんの中で最多となっています。 …
子どもの風邪 抗菌薬は効きません
お子さんが風邪をひいた時、抗菌薬を処方されたことはありますか? 風邪を引き起こす原因の多くはウイルスであることが知られており、風邪に対する抗菌薬の有効性は証明されていません。さらに、不必要な抗菌薬を服用することで一般に使われる抗菌薬が効かない“耐性菌”の増加につながることが指摘されています。…
家族が突然認知症になった? 「せん妄」の恐れも 受診を
「家族が突然認知症になった」―。このような相談を、患者さんのご家族からいただくことがあります。ほんの数日前まではいつも通り生活できていたのに、ある日急にぼんやりし、ちぐはぐなことを言う、理解力が悪くなった、これまでできていたことができなくなった、落ち着かず行動がいつもと違う…といった具合です。ご家族のこのような姿をみると、認知症を疑うのも無理はあ…
溶連菌感染症 のどに炎症、発熱、発疹も
溶連菌とはA群溶血性連鎖球菌という菌を省略した呼び方で、主にのどに炎症を起こします。溶連菌感染症は5歳以上の子どもがかかりやすく、3歳未満の子どもがかかることはまれです。大人でもかかることがあります。唾液などの飛沫(ひまつ)によって感染し、潜伏期間は2~5日です。主に冬に流行するとされていますが、どの季節でもみられる感染症です。…
タバコとCOPD
息切れ、肺がんリスク上昇 みなさんの周りにはタバコを吸っている人はいますか? タバコは、吸った人の肺を傷つけたり、血管を痛めたり、がんのリスクを上げるなど、私たちの体にさまざまな影響を与えます。その中でも本日は、タバコが主…
食物アレルギー予防 「授乳・離乳ガイド」で効果
食物アレルギー患者は増加し、本邦でも乳児の約10人に1人は何らかの食物アレルギーをもっていると報告されています。約20年前、食物アレルギーは乳児の未熟な腸から食物のタンパク質が吸収されることで発症すると考えられていました。 しかしその後、離…
画像診断
検査時間や被ばく考慮 画像検査には超音波、単純X線(いわゆるレントゲン)、CT、MRIなどがあります。それぞれ超音波やX線、磁場・電磁波を用いて体内を画像化し、病気を診断することが目的ですが、体の部位や病気の種類によって使…
おしっこが赤い…!?
重大な病気の可能性 「あれ? またおしっこが赤い。でも痛みもないし、前にもあったな。ま、そのうち普通に戻るし気にしなくてもいいか」―。…
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