- 2025年3月24日 心不全を更新しました。
- 2025年3月21日 沖縄県医師国民健康保険組合を更新しました。
- 2025年3月19日 報告書一覧を更新しました。
ドクターのゆんたくひんたく
お酒との付き合い方 不安ある場合は相談を
沖縄の伝統的なお酒といえば、泡盛です。その歴史は500年以上にも及び、じっくり熟成された奥深い味わいは、沖縄の誇るべき食文化のひとつです。しかし、飲み方を誤ると健康を損ねる原因にもなりかねません。特に高齢になると、お酒の影響を受けやすくなるため、賢い付き合い方が求められます。…
中高年の骨折 健康長寿へ骨を大事に
突然ですが中高年の皆さま、骨を折ったことはありますか? 「あれは骨の折れる仕事だった」という話ではありません。本当の骨折です。なぜ骨折してしまいましたか? 交通事故で? 転落して? それともただ転んだだけで? 実は、ただ転んだだけで骨が折れ…
大腸がん検診 早期治療すれば予後よい
沖縄県における「がん」の現状を見てみましょう。2023年の沖縄県の全死亡数は1万5110人、がんによる死亡数は3404人(22・5%)と報告されています。部位別では肺、大腸、胃と続き、特に大腸がんの死亡者数は年々増加の一途をたどっています。…
変形性足関節症 適切な治療で症状改善
変形性足関節症は、足関節(距腿(きょたい)関節)の軟骨が変性・摩耗することで足関節が変形し、痛みが生じる状態です。軟骨がすり減る原因には加齢によるもの、過去のけが(骨折や捻挫)によるもの、疾患によるもの(関節リウマチなど)があります。単純X線像上では一般住民の約10%が有するものの、臨床で取り扱う機会が少なく、一般成人の有病率も1%未満と推測され…
認知症の予防 生活習慣改善でリスク低減
「物忘れを調べてほしい」との相談を受けることがありますが、血液検査をしてみると未治療の生活習慣病が見つかることが稀(まれ)ではありません。近年、認知症の予防因子も明らかになってきています。 2019年にWHOが「認知機能の低下および認知症の…
大腸憩室出血 突然の大量血便で発症
皆さん、「大腸憩室症」もしくは「大腸憩室出血」という言葉を知っていますか? 大腸の壁に外側に向かって小さな袋状のへこみができる状態を「大腸憩室」と言います。複数個の憩室が存在し、加齢とともに増加することも明らかになっていますが、憩室保有者の…
繰り返す膀胱炎 日常生活が原因の場合も
細菌感染が原因で起こる急性細菌性膀胱炎は、男性より女性に多く、1人の女性が生涯のうち1~2回は膀胱炎になるといわれています。女性に多い原因は、女性の尿道口が膣や肛門と近く、肛門や膣周辺の細菌が入り込みやすいため、また女性の尿道は短く直線的なので細菌が膀胱に達しやすいためです。…
大腿骨頭壊死症 酒の多量摂取、注意を
みなさん、大腿骨頭壊死症(だいたいこっとうえししょう)という病気をご存じでしょうか。これは、足の付け根にある大腿骨の骨頭が壊死する病気で、骨頭が潰れると激しい痛みにより歩くことが困難になります。国から難病に指定されており、現在のところ壊死を治す有効な治療法がありません。一度発症すると手術が必要になることが多く、非常に厄介な病気です。…
医療的ケア児に必要な場所 安全な生活へ支援強化を
医療的ケア児とは、日常的に医療が必要な子どもを指します。そのため、適切な支援がないと、こども園や学校に通うことが難しくなります。また、家族にとって適切な居場所を見つけることが重要です。医療的ケア児の最初の居場所は「おうち」です。「おうち」では、その子に合った在宅ケアを組み立てることで安心して過ごせます。また、家族と一緒にいることで精神的な安心も得…
いぼ 多様な原因、医師に相談を
「いぼ」と言うと、みなさんどういったものを想像されるでしょうか? 辞書によると、いぼとは、皮膚の一部が盛り上がってできる「できもの」のことを指す、とあります。ですが、皮膚科で言う「いぼ」は主にウイルス感染で発症する疣贅(ゆうぜい)を指すことが多いです。…
月別アーカイブ
リニューアル前のサイトはこちら