ドクターのゆんたくひんたく

2024年02月14日

メタボリック症候群の予防 発生率高める生活習慣

全国1位の有病率  メタボリック症候群(以下、メタボと略)は心臓病や脳卒中などの重篤な病気の原因になります。メタボは内臓脂肪型肥満(内臓脂肪・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂肪異常症のうち二つ以上の症状が一度に出ている状態です…

2024年02月07日

子宮頸がんのスーパーワクチン 年齢過ぎても公費で接種

 HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。HPVは性交渉で感染するため、性交渉開始前にワクチンを接種します。日本では2013年に定期接種に指定されましたが、重篤な副反応が疑われ、積極的勧奨が差し控えられました。当時副反応が疑われた症状が、ワクチン接種とは直接関係がないことがわかったため、…

2024年01月24日

がんのオリゴメタ 保険適用で治療も普及

 近年、がん治療において「オリゴメタ」という概念が一般的になってきました。「オリゴメタ」とは英語の「オリゴメタスターシス」の略で、「オリゴ転移」または「少数転移」と呼ばれることもあります。がんが遠くの臓器に転移しているステージ4ではあるものの、転移の個数が少数個(通常5個以内くらいまで)にとどまっている状態を示します。…

2024年01月17日

過多月経・貧血 薬物、手術療法で改善も

 月経のある女性は、約1カ月に1回排卵し、子宮の内膜を厚くして妊娠の準備をしますが、妊娠しなかった場合に子宮内膜が剥がれ落ち、子宮の内膜をリセットします。これを月経といいます。正常な月経量は20ミリリットル~140ミリリットルといわれていますが、140ミリリットル以上の場合を過多月経といいます。…

2024年01月10日

水分の取り方に注意 尿量把握し飲水量調節を

 「こまめに水分を取りましょう」は、テレビからよく流れてくる言葉です。その理由として、熱中症予防や脳梗塞予防、肥満防止などがあります。それでは、水分摂取が多すぎた場合の不都合はご存じでしょうか。  実は水分摂取が多すぎると、死亡率が上昇します。…

2023年12月20日

慢性疼痛症治療の最前線 心の問題への寄り添い必須

 皆さんは「線維筋痛症(せんいきんつうしょう)」という病気をご存じでしょうか。全身的な慢性疼痛(とうつう)の一種で、疼痛は鈍い痛みから激しい痛みまで個人差があり、「体がナイフで切り裂かれるような痛み」「体の中を割れたガラスの破片で傷つけられるような痛み」など、特異的な言葉で尋常ではない痛みを表現します。…

2023年12月13日

子どもの自傷行為への対応 「心のけが」に目を向けて

 子どもが転んでけがをして、泣いているのを見つけたら、どうしますか? そばに行って「大丈夫?」と声をかけます。手当てをして、子どもが泣きやんだ後に「どうしてけがをしたの?」と聞くでしょう。大きなけががあれば、病院を受診します。  リストカットの…

2023年12月06日

直腸手術後の排便障害 時間経過、訓練で改善

 朝、寝床から起きて朝食を食べて新聞に目を通してしばらくすると便意をもよおします。トイレで便座に座り、前屈みになり、いきんで排便を済ませます。  腸管が健康なときは、われわれは毎朝のこの一連の行動を特に意識せずに行っています。…

2023年11月22日

上手な精神科のかかり方 ガイド活用し、効果的治療へ

 嫌なことがあり一時的に落ち込むことや、身近な人が亡くなって悲しくなることは、皆さんも経験があるかもしれませんね。これらは正常な心の反応です。しかし、一日中気分が晴れず、仕事や趣味に全く身が入らない状態が何週間も続いているようなら、うつ状態になっている可能性があり、精神科での治療を受ける必要があるかもしれません。なお、うつ状態ではうつ病以外の疾患も…

2023年11月08日

「健康」を考える 今に目を向け、実践を

 皆さんは「健康」と感じるために、何が重要だと考えますか。「病気がないこと」でしょうか。「おいしく飲食できること」または「体が丈夫なこと」でしょうか。  厚生労働省の2014年の「健康意識に関する調査」では、この他に「生きがいを感じること」や「…

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