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子どものスマホ・ネット利用 学力低下は「3~4時間以上」で 医師が助言する「守れるルール」の効果
子どものスマホ・ネット利用 学力低下は「3~4時間以上」で 医師が助言する「守れるルール」の効果
2026年04月24日公開
2024年度に内閣府が行ったインターネット利用の実態調査によると、利用率は2歳で56・4%、5歳で80・5%です。国はタブレットなどを使用した学習を推進しており、不登校などで孤立している子どもにとっては他者との交流や学びの場となり得ますが、ネットやゲームに関わる問題も増えています。
スマートフォンなどの画面を見ている時間(スクリーンタイム)が長いと、社会性の発達や学習能力に影響が出るという報告があります。平日のスクリーンタイムが3~4時間以上になると、学力が低下することも。ネットやゲームの内容による影響というより、他者との交流、学習や睡眠の時間を削ることによるものと推測されています。
子どものネット利用は、場所や時間帯を話し合うなど、最初のルール決めが最も重要です。決めたルールは書いておきます。ルールを決めずに使い始めたなら、終わる時刻を決めることが第一歩です。一度決めたら終わりではなく、親子が互いにルールを意識し続けることが必要です。守れない場合は、話し合いながら、守れる現実的なルールを作っていきましょう。
これらの過程は子どもが自制心を育て、時間管理を身に付ける機会になります。ネットやゲームをしない時間に何をするのかも大切です。不登校や家庭内暴力がある場合は、行政や医療、福祉の介入が有効です。抱え込まずに相談しましょう。国内外のガイドラインは未就学児のスクリーンタイムを1~2時間以内とするものが多く、短ければ短いほど良いです。
性的トラブルも深刻です。ネットで知り合った大人から子どもが性被害に遭うだけでなく、性的な動画を視聴した子どもが視聴した行為を他の子にすることで、子どもの間に性加害と性被害が生まれます。幼児期からの性教育が重要なのはもちろん、端末でフィルタリングやペアレンタルコントロールといった対策を確実に行ってください。通信会社の説明や専用アプリも確認して安全対策を徹底し、子どもたちを守りながらネットを活用しましょう。
遠藤尚宏 発達クリニックCan(うるま市)
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