沖縄県医師会 メディネット大樹おきなわ。
検索キーワード、
?検索方法のヒント   
このコンテンツは、 の順に辿れます。

■インタビューコーナー
嘉手苅 勤 先生
P R O F I L E
沖縄県医師会勤務医部会 会長
嘉手苅 勤 先生
昭和49年3月 新潟大学医学部卒業
5月 新潟大学医学部附属病院非常勤医師
10月 秋田赤十字病院脳神経外科就職
昭和53年4月 新潟大学医学部附属病院非常勤医師
昭和55年4月 富山県立中央病院脳神経外科医員
昭和56年4月 富山県立中央病院脳神経外科副医長
11月 中村病院脳神経外科医長
昭和57年5月 南部徳洲会病院脳神経外科
昭和62年6月 同病院脳神経外科部長
平成2年4月 同病院副院長
現在に至る

<附記>
平成元年 4月 南部地区医師会理事、現在に至る

<資格>
日本脳神経外科学会専門医
日本リハビリテーション医学会認定臨床医

医師会役員への
勤務医からの登用を!!

Q1.勤務医部会の会長に就任されて3年になるかと思いますが、これまでのご感想などをお聞かせいただけますでしょうか。

平成6年度の勤務医委員会から関わっています。平成8年度に勤務医部会が発足しましたが引き続き勤務部会委員をしていました。平成14年度から勤務医部会部会長に選出されました。平成16年度も2期目の部会長を引き受ける事になりました。これまでは勤務医部会の活動は勤務医部会の名簿作成をした事、年1回の講演会を主催した事だけで特に活動が活発であったわけではありません。平成19年度に沖縄県の担当で全国医師会勤務医部会連絡会議が開催される予定になっております。勤務医の協力を得て勤務医部会が活気ある部会になればと思っています。

Q2.沖縄県医師会の会員数は、開業医690名に対して勤務医が1,369名となっており、会員数全体に対して勤務医の占める割合が高くなっているのが現状です。

広報委員会としても、勤務医の先生方が医師会活動に積極的に参加できるような方法を思案しているところでありますが、勤務医部会長として、嘉手苅先生のお考えをお伺いできますでしょうか。

勤務医に医師会は開業医のための会であるという誤解があります。医師会では勤務医が多くなっている現状があり、今後も増加傾向があると思います。勤務医の意見を反映させるため、各地区医師会に勤務医部会を設立し、医師会活動への取り込みや積極的に医師会役員への登用が必要であると思います。

Q3.産婦人科不足や離島医療については今後も深刻になってくると思われます。一方、特に小児科や産婦人科の先生は勤務がきつくなったので開業されるという話しも伺っております。また、女医さんが増えてくるに伴って、各医療機関での医療体制の見直しや勤務医の先生方の連携が不可欠になってくることと思います。現実に、ある救急施設では小児科の開業医の先生が応援体制をとったりしているという話も聞いたりいたします。

今後の医療のあり方、特に開業医の先生との連携について、勤務医部会会長としての今後の抱負も含めて、嘉手苅先生のお考えをお伺いできますでしょうか。

小児科、産婦人科、麻酔科をはじめ、夜間や救急診療を担当する医師が少なくなり、医療現場は困難な状況となっています。病診連携、休職女医の活用等が言われていますが根本的な解決にはなるとは思いません。夜間や救急を担当する医師の確保が重要であり、勤務医の過酷で異常な勤務体系(労働時間など)を改善することが問題解決の方策と思います。

現在、国家試験合格者の3割強は女性ですが、女医は産休、育児休暇、あるいは休業後の復職の困難さがあり、それが男性医師への労働過重となっています。医師過剰時代と言われ、医学部の定員が削減されましたが、病院は医師不足の状態です。この状況を解決するためには、女性医師が復職できやすい環境作りや医学部定員の増加が必要ではないかと思います。

南部地区医師会では現在、小児科救急を維持するため病院輪番制を行っています。

地域医療を充実させるためには機能分化により病病連携、病診連携を強化する必要があります。連携を深める場として地区医師会主催の講演会等があると思います。

Q4.平成19年度には、沖縄県の担当で全国医師会勤務医部会連絡協議会が開催される予定になっていると存じますが、その際に予定されている講演会やいろいろな取り組み等についてお聞かせいただけますでしょうか。

まだ全国医師会勤務医部会連絡協議会の開催への取り組みはしていません。年明けから取り組みが始まると思います。

Q5.最後に、嘉手苅先生の信念、座右の銘や健康法などをお聞かせ頂けたらと思います。

座右の銘は特にありません。強いて言えばやる気がなくなった時、"you must be active"と言う事があります。

健康法は病院でエルゴメターやトレッドミルで運動していましたが最近はしていません。出来るだけエレベーターは使わない事にしています。仕事の合間にスクワットやストレッチもしたりしています。

インタビューアー:広報委員 照屋 勉


 

コピーライト 2002 社団法人 沖縄県医師会。
リンクポリシー著作権についてメール