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■特別インタビュー

台中市医師公会 理事長 高 大成 先生へのインタビュー


台中市医師会公会 高大成理事長(左側)、稲冨会長(右側)


稲冨会長  本日は、お忙しい中、本会会報掲載のインタビューにご協力賜りまして誠にありがとうございます。少しお時間をいただきまして、いくつかのご質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。

高理事長  こちらこそ、宜しくお願い致します。


Q1.まずは、医師数についてお聞かせいただきたいのですが、台湾全体では何人ぐらいの医師がおりますか?また、その中でも台中市の医師数についてお聞かせいただけますでしょうか。

台湾全体の医師数は、33,905人となっております。その中で台中市にいる医師は2,661人です。

Q2.沖縄県における本会会員が、2,069人ほどですから台中市が若干多いですね。
 沖縄県には、約3千人の医師がおり、その内で本会に加入しているのは2千人で、組織率は約66%となっている。医師が全員本会に加入しているわけではなく、組織率をあげる努力をしているところです。
 台中市での医師会組織率はどうでしょうか。

組織率100%となっています。

台湾では、医師が開業又は、勤務医として従事するには、医師会への加入が義務づけられています。

Q3.100%の加入率とは、すごいですね!本会でも貴会での取り組みを参考にさせていただき、今後、努力していきたいと思います。
 医師会としての主な活動内容についてお聞かせいただけますでしょうか。

本会では、医学倫理、医学、医術の発展や公衆衛生の向上に努め、社会福祉の増進及び会員の親睦と福利を目的として、日々活動しています。また、各市の医師会は意見をまとめ、台湾全国連合医師会に提出します。最終決定は政府にあります。

Q4.台湾の医療制度についてお聞かせいただけますでしょうか。

台湾では、総額予算制度となっており、1ヶ月の総額予算の10%が中央保険局へ支給され、90%が病院・医院に支払われるが、各病院・医院の申請額が予算より上回った場合は申請額を均等の割合で減額するようになっております。また、今年5月より病院が申請額の80%、医院が75%支給額となっております。

病床規制については各医師会によって決められており、全医師会の一定の規制はありません。

Q5.台湾の患者さんの気質についてはどうでしょうか。何かお気づきの点がありましたら、お聞かせ下さい。

台湾の患者さんの特徴としては、健康保険の利用についての知識が薄いのではないかという印象があります。また、患者さんは診察時に態度の悪い人が多いような感じです。

Q6.医事紛争や医療事故の変遷については、台湾ではどのようになっていますか。

台湾の健康保険が開始されてから医療事故の訴訟が増加している状況です。その中でも、最も件数の多いのが産婦人科です。現在、医師会でも医療事故について家族・医師の依頼により委員会を設け、審議しています。

Q7.最近の医療で、何か特徴がありますか?

老人の患者が増加し、慢性疾患の治療が増えています

Q8.大学と開業医の連携はうまくいっていますか。

特別重症疾患は、開業医で受診してから大学病院に紹介し、治療を受けるようになっております。直接、大学病院を受診すると治療費が高額になってしまいますので、患者さんの負担が増えてしまいます。


○稲冨会長  本日は、誠にありがとうございました。
 今後とも台中市医師公会と沖縄県医師会との交流を続けることで、お互いの医療に関する情報交換を密にし、医療の発展・向上を目指して協力していきたいと思います。宜しくお願い申し上げます。

○高理事長  次回は、我々が沖縄県へお伺い致しますので、いろいろとご教示賜りますよう宜しくお願い致します。



 

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