沖縄県医師会 メディネット大樹おきなわ。
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■報告

〈提案要旨〉

対外広報は予算がかかる。また、ネガティブキャンペーンへの取り組みが大切である。各県の対外広報の取り組みとネガティブキャンペーンへの取り組みについてお聞かせ願いたい。

本県は、ネガティブキャンペーンはなんとかできると考えている。今度やろうと考えているのは、新聞記事を全部切り抜いておき、対外広報(ふれあい広報)委員会で、委員の先生方にネガティブキャンペーンに対する意見を記述してもらい、それを新聞社へ直接もっていき、我々の意見を伝え、記事の改善を計っていく考えである。3ヶ月毎に取り組んでいく予定である。次回は、その報告ができると思う。新聞社の中央からの報道(共同通信)については、非常に難しいところがある。その辺を何とかしたい。また、雪下常任理事は、担当している学校保健、感染症を除いていただいて、広報に専念していただきたい。

〈各県回答〉

○長崎県

日医の方針に従い、地方テレビ・新聞を使い、主張を述べている。そこまでもっていくまでにやり方があった。一緒に飲んで、食べて、討論しあうことでお互いの信頼関係を築くことができてきた。最近では、こういう記事を流してもいいかと新聞社側から確認の連絡をいただくこともある。ここ一年は、問題はなくなってきている。中央からの記事については、どうしようもない。マスコミと個人的な信頼関係を構築していくことが大切である。

○福岡県

マスコミとどういう形で人間関係をつくるかを心がけている。対外広報というのはマスメディアと接点をもって、長期的によりよい関係をつくっていくかが大切である。1年に1回の懇親会をやっていたが、若い記者の参加しかなく、医師会の主張を伝えた後にはすぐに異動とかになってしまう。また、若い記者は医療についてほとんど知らないので困っている。

対外広報の取り組みとして、本県では、ドクターコミッションというのを立ち上げている。マスコミを呼び集めて記者会見をし、病気、健康についてはどんなことでも対応する。取材したい先生がいたら医師会が紹介する。テレビ出演にも協力するが、その際には医師会が協力しているという表示をしてもらう。そうすることで、だんだんといい関係になってきている。また、会報には、「ジャーナリストの風」というコーナーにも毎月、新聞記者からの記事を掲載している。9月からは、「診療現場のQ&A」も掲載している。記者会見もマスコミの時間にあわせるようにしている。医療記事については、問題提起はよいが、医療不信につながることを記事にすることはやめてもらっている。医療について何かよい印象をもてる情報があったら新聞に掲載できるという話をもらっているが、まだこちらから提案できていない状況である。

○鹿児島県

ネガティブキャンペーンについては、マスコミはそういうことを狙ってやるのが仕事なのでいたしかたないが、誤解を生まないように努力する必要があると思う。本県のマスコミの社会部、文化部においても2、3年に1回は異動があるが、異動してもすぐにコンタクトをとるようにしている。お互いに連絡先を交換しあって、いつでも情報交換するような緊急時の対応、「フェイス・トウ・フェイス」での対応を心がけている。記者の子供さんに関する医療相談があった際は相談にのってあげるなど人間としての付き合いをしていると仕事も非常にやりやすい。

また、県庁舎の記者クラブに本会の3人で赴いて、禁煙宣言したら、20人くらいの新聞記者が集まってくれた。テレビも2社が取り上げてくれた。1、2週間前にやると伝えておいて開催する。こちらから行動することは非常に効果的だと感じた。その他、3、4回ほど新聞社へいって、社会部長や記者へ取り合い、新聞に毎月1回掲載される欄を確保できた。掲載内容は、何を書いてもよいと言われている。

○大分県

各県の対応に非常に感心している。4、5年前までは健康番組をもっていたが、現在はなにもない。これからは受け身ではなく、こちらから出向いていき、各県の取り組みを参考にさまざまなことを考慮しながら、次回にはよい報告をできるようにしたい。

○熊本県

マスコミとの連携は大事であるが、売れるものを報道するのがマスコミであり、その中には歪曲された報道もあることも事実である。やはり、医師会独自の情報体をもった方が良いいと考えている。

○宮崎県

個人的なつながりを持つしかないと考える。医師会に対する悪いイメージをなくしていくためには、医師会は医療に関してリーダーシップをとっていく必要があると考える。番組は、時間に拘束されるので出演をお願いする先生には非常に申し訳ないが、そういうことを積極的にやっていく必要があると思っている。

禁煙に関しては、宮崎はたばこ農家が多いのでなかなか禁煙というのは難しいが、会館を禁煙にしたり、医療に関するリーダーシップを見せていくことが長期的に大事なことであると思う。

○佐賀県

年に1回マスコミとの懇談会をしている。以前は人間関係をつくるための食事会だけであったが、現在はテーマを設けて討論している。最初は、医療側が先にテーマについて話をし、その後にマスコミとの意見交換をする。その後に食事をしながら腹を割って話す。マスコミ側から、2、3ヶ月に1回、毎月でもよいのでマスコミと医師会はもっともっと交流をし、もっともっと県民に本当の医療の実体、本当の医師会の姿をみせたらどうかという提案があった。

○雪下常任理事

医療関係に対する記事を改善させることは十分できるであろう。ところが、医政問題についての記事に対する抗議については、言葉でも文章でも訂正していただけないのが現状である。日医でも厚生労働省の記者クラブに出向いての記者会見も随時行っているところである。また、毎週火曜日の記者会見は、勉強会という考えで行っており、社会部・政治部の記者達に参加していただいている。その際に、ネガティブな記事については掲載してもらっては困るということ、医療に関する常識的な考えをもってもらうことを基本にして記者会見を行っている。また、ドクターコミッションについては、テレビ出演、担当の先生方への取材については、広報が窓口となり、必ず内容について検討した上で出演していただいている。たけしのテレビ番組出演については、おもしろおかしくて視聴率は高いかと思われるが、まじめに聞いてもらえる番組でなければ、出演してもかえってネガティブな効果しかないと思われるので出演を制限している次第である。マスコミと人間的に付き合ってマスコミを見方につけようという意見が多いようですが、他のブロックでは、マスコミを当てにせず日医から国民へ直接情報を提供していくべきだとの意見もあったことを報告しておく。

報告事項(3)福岡県医師会医療モニター制度『メディペチャ』について(福岡県)

〈提案要旨〉

昨年4月以降、広報活動の強化について検討を進め、本年度より広報活動の事業計画を大幅に見直し、スタートしているが、その中のひとつとして、医療モニター制度を導入した。

これは、県民の医療・医師・医師会に対するイメージ調査、「患者本位の医療実現に向けどうあるべきか」等さまざまな意見を収集する場であり、県民と医師(医師会)が直接顔を突き合わせての対話形式で行っている。

医師会が、県民に対してご意見をお聞きする窓口を持ったということで、マスコミにも取り上げられ、モニター募集を行ったところ多数の応募者があった。

その中から選んだ福岡地区10名、北九州地区10名とそれぞれ第1回目会合を行ったので、報告する。


 

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